
- ●尾椎(びつい)
- ●血道弓(けつどうきゅう)
- ●坐骨(ざこつ)
- ●腸骨(ちょうこつ)
- ●恥骨(ちこつ)
- ●肋骨(ろっこつ)
- ●脳函(のうかん)・環椎(かんつい)
- ●歯(は)
篠山川(兵庫県丹波市山南町上滝地域)において、1億4千万年から1億2千万年前の白亜紀前期の地層から、当時生息していた竜脚類の大型草食恐竜ティタノサウルス形類と見られる化石が発見されました。体長は国内最大級と言われています。
編集部:化石発見のきっかけをお聞かせください。
村 上:定年退職したら、故郷で過ごそうと決めていたので、山南町にUターンしてからは、何か地域活性の関わりが持てないかなぁと思っていたんです。そんな時に昔の友人(足立洌氏)と再会し、化石調査の誘いを受けたわけです。
編集部:実際に化石調査へ行かれて発見されたのはいつのことだったのでしょう?
村 上:2006年8月7日、足立君と2回の調査に出かけた時でしたね。石のかけらのようなものが地層についていて「何かな〜」と思って、周囲を掘っていくと奥に続いているからどんどん掘り続けて・・・
約30センチの棒状の何かを持ち帰ったんです。
編集部:その時には恐竜の骨だと分かっていないのですよね?
村 上:もちろん解らないから2人で「これは木かな、それとも動物の骨かな?」と話し、インターネットや図鑑で調べる事にしたのです。
編集部:それで、恐竜の骨かも知れないと思われたのですね?
村 上:そう。だから次の日もまた6時間半ほどかけて2人で掘り出し、15センチぐらいの肋骨4本を、三田市の「人と自然の博物館」に持って行き調べてもらったんです。
編集部:博物館の反応はどうだったのでしょう?
村 上:最初は半信半疑でしたね。博物館の三枝先生に見せると、とたんに表情が変わり、「これは本物です!!」と大騒ぎになりました。

編集部:村上さんは現在、地元山南町上久下地域づくりセンターを拠点に、まちづくり計画策定携わると同時に、全国各地で授業や講義を行い、発見当時の様子を語っておられますが、今後の発掘はどう進んでいくと思われますか?
村 上:間もなく始まる第4次調査で、足や首の骨が発見されることへの期待はもちろん、そのほかに発見されている小さな生き物たちの骨なども知ってもらう機会があればいいのだけど・・・1億4千万年前の恐竜絵巻ができるのでは・・・と想像すると楽しいですね。
編集部:今日はいろんなお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。

